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1-2 検討されるべき現状把握と課題

国土交通省・持続可能社会における既存共同住宅ストックの再生に向けた勉強会

1-2 ① 電力

  • 既存共同住宅には、外部からの電力の供給が途絶えた時でもエレベーター等を稼働させるよう非常用発電機が設置されているものが多いが、稼働時間は12時間以下のものが多い。

国土交通省・持続可能社会における既存共同住宅ストックの再生に向けた勉強会

1-2 ② 上水

  • 既存共同住宅には、受水槽が設置されているものが多い。受水槽が設置されている場合には、断水した場合でも数日間利用できる水が蓄積されている。

国土交通省・持続可能社会における既存共同住宅ストックの再生に向けた勉強会

1-2 ③ エレベーター

  • 地震後にエレベーターが利用できなくなると高層階への移動等が困難になる。地震動により被害を受けにくい構造にすることや、自動停止後に速やかに復旧できることが有効。

国土交通省・持続可能社会における既存共同住宅ストックの再生に向けた勉強会

1-2 ④ 食料の備蓄

  • 組織的な備蓄に取り組む共同住宅は多くないが、積極的に取り組む共同住宅では、食糧品、飲料水、簡易トイレを備蓄しているものも見られる。

国土交通省・持続可能社会における既存共同住宅ストックの再生に向けた勉強会

1-2 ⑤ 情報

  • 災害発生後には情報交換手段が限られるため、共同住宅に設置されたインターホン設備には、居住者が必要とする情報を交換する設備としての利用が期待される。

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